mcrblg-header-image

search

急患とは何を意味するものか


急患とは、「急」が「救急」、「患」が「患者」を意味するように、「救急医療を必要とする患者」を意味します。つまり、その文字通り、命の危険が迫っているため、一刻も早い治療が必要となります。日本では、急増する交通事故に追われるかたちで、その受け入れ態勢を発展させてきました。 しかし、ここで問題となるのが、何をもって「命の危険」とするかです。日本では、第1次(初期)から第3次までの「重症度」が定められており、これに基づいて急患かどうかを判断しています。高次元になるほど命の危険も高まり、より緊急を要することになります。そのため、患者本人にしてみれば死ぬほどの苦痛であっても、命に別状がなければ、急患とは見なされないこともあります。 現在の日本では、急患に対する2つの問題があります。1つは、患者を迅速に搬送したものの、受け入れる先がなく、病院をたらいまわしにされる可能性があるということです。これについては、アメリカの「ER(Emergency Room、緊急救命室)」のような急患専門の部門を設置する病院が増えてきています。 もう1つの問題は、急患とは言えないような症状であるにもかかわらず、救急車を利用しようとする患者が増えていることです。大した問題ではないように見えますが、救急車も数が限られているため、こうした些事に付き合わされることで、急患に救急車を差し向けられないという事態も生じかねません。これに対しては、救急車の有料化も検討されています。

close
search
最近のコメント
    カテゴリー
    avatar

    Hi, guest!

    settings

    menu